RAM(保存用メモリ)とRAM(作業用メモリ)の役割を理解するとこんな悩みも解決できます。


ケータイの新機種が出た時にカタログを見ると思います。
そのカタログに「ROM」「RAM」の表記があり○○Gと書いてるが意味がわからないという方が多いのではないでしょうか。
「ROM」と「RAM」を理解しておくと、快適にスマホを使うことができ、さらにトラブルが起こった時に対応することもできます。
最後まで記事を読んでいただくと、機種変更の時にスマホを選びやすくなったり、大切なケータイがトラブルにあった時の対処法が身につきますので最後までご覧ください。
目次
1.ROM(保存用メモリ)とは
ROMは本棚に例えられます。
スマホはいろんな情報を保管する場所があります。
例えば本棚のように開いている場所にどんどん収納して後から簡単に取り出すこともできます。
・大きい本棚はたくさん収納できる
・小さいと少しの量でいっぱいになる
ただし、収納できる量はスマホごとに決まっており、多くの情報を保管しようとしても、本棚がいっぱいならそれ以上保管できません。
ROMはアプリをインストールしたり、アプリ内で使用するデータや、画像、音楽、動画を保存する領域になります。
ROM(保存量)がいっぱいになると、動作が遅くなったり、アプリが強制終了したり、アプリが開かなくなりますので、症状が現れたら不要なアプリや写真、動画等を消して容量を開けましょう。
2.RAM(作業用メモリ)とは
RAMは机に例えられます。
アプリやインターネットなどの操作を行ったときはスマホ内で作業が発生します。
・広い机では多くの作業がスムーズにできる
・狭い机では作業効率が悪い
ただし、作業スペースの広さはスマホごとに決まってます。
たくさんの操作を同時に行うと、作業スペースが埋まってしまい動作が遅くなったり、動かなくなってしまいます。
スマホを使っていて急に動きが遅くなったりする場合は、アプリをバックグラウンドで開いたまま使うので作業スペースが狭くなり、さらには処理も遅くなるため動きが遅くなります。
そういうときは、
1.バックグラウンドのアプリを消す。
2.アプリを更新する
3.いらないアプリ・写真・動画等を消し、アプリ容量を増やす。
RAMはアプリを起動した時に使われる作業する領域
動きが遅くなったり、急にアプリが開かなくなったり、アプリを開こうと思っても勝手にホーム画面に戻るときは上記の方法を試してみましょう。
まとめ。
スマホにアプリや写真、動画など多く保存する予定がある方はROMとRAMの容量が大きい物を選びましょう。
また、「動作が遅い」「アプリを開いたらホーム画面に勝手に戻る」「アプリが開かない」等のトラブルが起きたときは容量を空けて様子をみましょう。