ひとりっ子だとよその子、兄弟だったら兄弟同士で比べてはないですか?
出来ない子に対して、
「なんで○○はできるのに出来んのん?」
って言ってないですか。
私は正直言うと言ってしまうことがあります!
ただその場合の対処法を使ってコミュニケーションをとっていることで、なんでもチャレンジする子になってます。
将来育っていく過程の中で必ず壁にぶつかると、ぶつかったままで成長できない可能性も出てきます。
その理由についてご説明していきます。
目次
1.他の子と比べない方がいい
私は子供のころから、親に兄弟と比べられたことがよくありました。
「なんで兄が出来て弟はできんのんかね。」と何度言われたか。
中には競争心をあおることで、やる気を出して伸びていく子もいることは、たしかです。
しかし、全員がそうではありません。
というのも、私の親はスポーツマンだったので1番にこだわることが多かったのもあります。
ただ私自身1番に興味がなかったのもあり、言うことに納得できない部分が多かったです。
資本主義のように、競争させて勢いづかせるのは単純で簡単な方法です。
オリンピックを見ていると、金メダルの人が喜んでいるのはいいのですが、銀メダルの人に笑顔がない場面をよく目にします。
むしろ落ち込んでいるという表情です。
世界には何十億の人がいて、世界で2番目という結果は大変優秀なことです。
にもかかわらず素直に喜べない背景には、やはり他人と比べるという「競争」があるからです。
競争をしていると、一番以外は全員不満が残る結果になります。
競争は長所もありますが、短所もあることを知っておかなければなりません。
一方、そんなオリンピックでも銀メダルや銅メダルでも金メダルの人以上に大泣きしている人も見かけます。
それは他人と比べる競争でオリンピックに出たのではなく、自分と戦い、悔いの残らないほど全力を出し切れた人です。
他人と比べることは後の話で、まずなにより自分自身と戦い、全力を出し切る戦いができた人なのです。
このように競争をしないほうが、精神的には大きな喜びを得ることができるようになります。
子供の教育も同じで、近所の子、兄弟と比べては切りがありません。
それは世界一の優秀な子にならなければ、本当に喜んではいけませんよと言っているようなものです。
喜びを得るということは、難しいことではありません。
自分の全力を出し切れたら、それで素直に大喜びしていいのです。
比べるということは、常に他人とすることではなく、自分とするものです。
「なんで○○はできるのにできないの。」と発言した後に努力して勝とうとする子ならいいとは思いますが、そうではない子であれば、声の掛け方を変えるなど対応してコミュニケーションを取らないといけませんね。
まとめ
よその子より、自分と比べる。
言って違ったらそのタイプではないということ、しっかりコミュニケーションを量っていきましょう。
では次回もお楽しみに。