これから父になる方は、母と違いお腹を痛めて産んだわけでは無いので父になるという実感が湧くのには時間がかかってきます。
今回の記事では、「父とは何か?」何をしたら初めて父親と呼べるのかをお伝えしていきます。
最後まで読んでいただくと、子供に対して、奥さんに対しての接し方も考え方も変わり、家族の雰囲気が良くなります。
目次
1.その考え方は全く違う
父親は、育児を母親に任せがちになります。
「育児は母に任せている。自分には関係ない」
と考える方がいるのも事実です。
育児を母にすべて任せるのは、特別な理由がないかぎり、よくありません。
子育てを母にすべて任せようとしている時点で「父親」という仕事を放棄しています。
父親こそ、育児に参加です。
「男性が育児をする」というのは特別なことではありません。
男性なりに、子供をあやしたり、触れ合ったりすることができるはずです。
子供から見る両親を想像しましょう。
絵本を読んだり、一緒にお風呂に入ったり、ご飯を作ってくれたりなど、母がすべて対応しているとどう思うでしょうか。
「自分の面倒や世話をしてくれる人がいつも母ばかりだ」
「お父さんは平日いつも家にいない。休日は家にいても、寝てばかり。父の存在とは、何だろうか」
母が親だと思うようになり、父の存在が薄れます。
まったく育児に参加しない人は「父」でも「父親」ではありません。
2.父親とは
子供が生まれたら自然と父親になるのではありません。
戸籍上は父でも、まったく育児に参加しない父を「親」として見てくれなくなります。
子供から「父親」として認めてもらうためにも、育児に参加しましょう。
子育てに参加してこそ「父」は「父親」になれます。
子供が生まれ、育児に参加して初めて父親になれます。
法律上から見た父になるのではない。
子供から見た父親になることが大切なのです。
3.父親としてのあるべき行動
子供から見たちゃんとした父親になる為には、いかに子供と接する時間を増やすかや、家の事をやるかで決まってきます。
仕事から帰ってきたら、数分でもいいから1日のあった事の話を聞いたり、おもちゃ遊びに付き合ってあげたり。
休みの日には外で遊ぶ時間を作ったりしましょう。
子供は18歳で独立する子もいます。
仕事の日には1日のうち数時間しか会えない事もあります。
そう考えると、父親が子供と接する時間は多くはありません。
子供達に父親が母親と同じくらい大事な存在と理解してもらうにはどれだけ接するかにかかってる事を覚えておきましょう。
また家のことも母親任せではなく、父親もやりましょう。
結論から言うと、「何もしていない父親を見ていると子供たちも何も手伝わない人間になるから」です。
「親の背中を見て育つ」
という言葉を聞いたことがあると思いますが、母親、父親の言動・行動を子供達はよく見ています。
もし、母親が子供達にお手伝いをお願いしても、普段家の事をしていない父親の姿を見ているので、「お父さんもやってないから手伝わない」と言うようになります。
なので、トイレ掃除でも、食器洗いでも、ゴミ捨てでも家の事を何でもいいのでやるようにして、やってる姿を見せて模範になりましょう。
子供達が将来どういう人間になっていくかはすべて親の責任という事を覚えておきましょう。
まとめ
子供達と接する時間を増やし、家では子供達の模範になるように母親と一緒に家の事をやりましょう。