夫婦仲がいいと、子育てにもいい影響を与えます。
「いつもお仕事、大変ね。お疲れ様」とご主人の仕事に感謝する奥さん。
「いつも育児ありがとう。本当に助かっているよ」と奥さんの育児をねぎらうご主人。
お互いを労い感謝し合う光景は、見るからに、夫婦が愛し合っているのがわかります。
一見すると、仲がいいのは夫婦の間だけです。
子供に対して、直接何かをしているわけではありません。
しかし、仲のいい夫婦は、それだけで子育てにとてもよい影響を与えます。
いい影響を与えるポイントは、4つあります。
1.思いやる言葉や態度を、子供も真似する
2.子供への態度も優しくなり、愛情が注がれる
3.子供の情緒が安定する
4.人に対して思いやりのある行動をする
その理由について1つづつ解説していきます。
目次
第1のポイント
「思いやる言葉や態度を、子供も真似すること」です。
夫婦が助け合っているところを子供が見ることで「助け合うのはいいこと。人が喜んでいる顔を見たい」気持ちが芽生えてきます。
両親が協力したり愛し合ったりしている姿を見て、子供も憧れを抱くようになります。
子供の生き方にも影響を与えます。
第2ポイント
「子供への態度も優しくなり、愛情が注がれること」です。
子供を育てるのは、両親です。
その両親の仲がうまくいっていると、子供への態度も自然と穏やかになり、愛情あふれる態度になります。
子供には、やはりいつも優しいお父さんとお母さんでいてほしいです。
子供へ注がれる愛情は、父親や母親からですが、その父親や母親こそ愛情が必要です。
川の上流から下流へ向かって、水が流れていくイメージです。
上流である父親・母親こそ、たっぷりの愛を抱いてほしい。
夫婦が愛し合っているからこそ、結果として子供へも愛情がたっぷり伝わります。
第3ポイント
「子供の情緒が安定すること」です。
両親がいつも喧嘩をしていると、子供も不安になります。
自分の家なのに落ち着くことができません。
不安や恐怖を感じる時間が増えて、心に悪い影響を与えます。
しかし、いつも両親が穏やかなら、子供も安心します。
夫婦が笑顔で喜びをわかち合っていると、それを見て子供も笑顔になります。
喜びや嬉しさを感じる時間が増え、心にいい影響を与えます。
自分の家が落ち着くようになれば、勉強にも集中する時間が増え、成績の伸びもよくなるのです。
第4ポイント
「人に対して思いやりのある行動をする」です。
父と母の行動を子供はよくみています。
人は思いやりのある行動をすると、された本人とした本人は嬉しい気持ちになります。
逆に自己中心的に行動ばかりしていると、子供も言うことを聞かず自分勝手な子に育っていきます。
子供は普段から親の行動や、反応をよくみています。
普段から思いやりのある行動をしていると、子供も自然と思いやりのある行動をします。
喜ぶところを見るとまた喜んでもらいたいと思い行動していきます。
人に優しく思いやっていると、自然と子供も優しく思いやりのある子に育っていくのです。
まとめ
子育てに良い影響を与えるためには、夫婦仲を良くすることが大前提です。
子供達の前での行動を意識しましょう。