親はもちろん大人ですから、世の中のことを知っています。
指導そのものは間違っていませんが、教え方が大切なのです。
教え方を間違ってしまうと、言うことを聞いてくれなくなったり、最悪の場合非行に走ることも・・・
ちゃんとした教え方を知っていれば、子供からの信頼を得られ、反抗するどころか「お父さんが言うならやってみよう」と前向きになります。
今回の記事では、「どう子育てをしていいか分からないお父さん」「子供に教えるけど言うことを聞いてくれなくて困ってるお父さん」のための解決法となります。
最後まで読んで、子供からの信頼を得るような教え方を身につけましょう。
目次
1.子供への指導(教え方)
尊敬できる父親とは「あれをやれ。これをやれ」とは指示しません。
「~しなさい!」「~をやれ!」という言葉は、強い命令言葉です。
子供を、自分の型にはめさせようとする言葉です。
「~しなさい!」「~をやれ!」という言葉を使って子供を教育する親は、子供を自分の持ち物として考えています。
子供はものではありません!
「そうでなければならない」「そうしないといけない」という強い考えから、子供を自分の理想どおりになるようにしているのです。
これは伸びない育て方です。
場合によっては、伸びるどころか非行に走り始めるでしょう。
非行に走っている子供の親には、意外なことに先生や校長先生のような教育者が多い。
教育者は、子供にも同じように育ってもらうよう熱心さが過ぎて、型にはめさせる親が多いのです。
自分の理想どおりに育つよう、型にはめ込ませると、往々にして子は伸び悩みます。
「こうしたほうがいい」と思ってしていることが、逆に成長を妨げています。
うちの娘は爪をよく噛むので、それを注意しますが聞きません。
爪を噛まないように防止するかむピタを使えば噛まなかったですが、効果がなくなると噛み始めます。
何度か注意をしても聞かない結果血が出るほど噛んでしまって大変です。
なかなか聞いてくれない時こそ、「こうしろ」と命令するのではなく「こうしたほう〇〇になるからいいよ」とアドバイスをする方がより耳を傾けてくれます。
2.子供の成長を伸ばす方法
命令は子供を萎縮させ、アドバイスは子供を伸ばします。
適切な選択や方法を伝えて。その後どうするかは、子供の判断に任せます。
正しい選択をすれば、子供は喜ぶでしょう。
間違えた選択をすれば、子供が苦しむでしょう。
快感も苦痛も、共に味わいながら、自分の頭で考え、子供は正しい人生の歩み方を体感していくのです。
子供の判断に任せ、子供が痛い経験をすることで、自然と伸びていきます。
伸びるように伸びたとき、子供の才能が最も表面化するのです。
「蒔かぬ種は生えぬ」
悪いことをすれば悪いことが返ってくる。
逆にいいことすれば良いことが返ってくる。
今子供が言うことを聞いてくれないと悩んでる方は、自分が子供の話をちゃんと聞いてなかったり、悪い言葉を使っていたり、命令口調だったりと子供が嫌な気持ちになっている事をしている反動が返ってきてるのかもしれません。
言ってるかどうかは、奥さんに相談や音声を録音するなどして確認して見てください。
子供をいい方向に成長させたいのであれば、「やる気になるアドバイスをする」「やったことでどうなるかをアドバイスをする」など、自分の体験談を含めてアドバイスをするとより納得しやすいです。
その結果、ポジティブ思考になり、お父さんの言うことは信頼できるようになり言うことも聞いてくれるようになります。
まとめ
命令口調で育てるのではなく、体験談を交えてポジティブ思考になるアドバイスをして育てる。
お父さんの固定観念ほど邪魔なものはありませんよ。