

皆さんはこんな言葉を聞いたことないですか?
「子供は、失敗をする天才である。」
今日はこの言葉についてお話しをしていきます。
上手な子供の育て方というのは、まずこの一言に集約されます。
この事を理解した上で子育てをしないと、虐待や育児ノイローゼ、育児鬱につながる可能性もあるので心して記事を読んでください。
目次
1.子供がすることは全て0スタート
まず基本的な考えとして、
「子供にはたくさんの経験を積んでもらう。失敗しても親は叱らず、できるだけ許す」
これが、子供が成長するポイントです。
人は誰でも、まず「無知」という状態から生まれてきます。
生まれてきたばかりの赤ちゃんは、まさに何も知らない何もわからないという「完全なる無知」の状態から生まれてきます。
ここがいわばこの世でいう、スタート地点です。
今でこそ人それぞれに個性や能力に差がありますが、生まれてきた瞬間はみな同じ「0(ゼロ)」の状態から始まるのです。
何も知らない赤ちゃんは、まず大人たちからの保護を受けます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、自力で生きられません。
人間ほど、生まれたばかりの状態が無力な生き物はありません。
大人たちの保護がなければ、必ず赤ちゃんは立つことはおろか生きることすらできません。
まったくの能無しの状態なのです。
これほど無力で無知な状態から、あなたもこの世に生まれてきたわけです。
なので、無力で無知な状態から生まれてきた人間が「できない、わからない、知らないことだらけ」であるのは当然なのです。
どうやったらできるのか、どう伝えたら良いのかを子供目線になって考えることも重要になってきますよ。
2.子育てには寛大な気持ちが必要
1で述べたように、まず人は「失敗」を犯します。
これはあまりに当然のことであり、何も知らない人が失敗をしないというほうがおかしいことです。
失敗しない人は、事前予習している可能性高いですよ!笑
親として子供を育てるにあたっては
「子供は失敗をする天才である」
ということを頭に叩き込んでおく必要があります。
どんな子供でも、失敗をしない子供はいません。
もちろん大人でも失敗します。
コップの水をこぼしたり、皿を割ったり、壁に落書きをしたり、やりたい放題です。
そんな子供の暴れ回る姿を見て、親は決して怒ってはいけません。
手先がまだ発達途中である子供は、コップの水をこぼしたり皿を割ってしまったりします。
また善悪の区別のつかない子供は、壁に落書きをすることが悪いことだということも知りません。
子供がそんな失敗を犯したときに「コラ! ダメでしょ!」と親が怒鳴るのは、子供の気持ちを知らない、自分勝手な親です。
子供は自分がなぜ叱られているのかわかりません。
上手にコップを持ちたくても、そんな気持ちとは裏腹になかなかうまく持つこともできません。
親は子供の失敗に対して、寛大になることです。
失敗ごとにいらいらして怒鳴るのが、親の仕事ではありません。
子供が犯す多くの失敗を、寛大な心を持って許すことが、親としての最初の心得です。
これは3歳や4歳の子供たちに限らず、10歳・15歳・20歳になってからもそうです。
世の中で生きるためには、常にわからないことやできないこと、知らないことというのが付きまといます。
それに出くわしたときには、必ずと言っていいほど「失敗」をするということです。
この考え方は、人が生きていく上で大きな支えになります。
まとめ
子供は知識・経験が0なので、失敗の天才。
子供の失敗にはイライラせず寛大な心で許して教えてあげることが大事です。
では次回もお楽しみに。