スマホの画面に「圏外」や「SIMカードが認識しておりません」「SIMカードが挿入されていません」といった表示を見たことありますか?
これはSIMカードが認識してないことで圏外表示になり電波が入らないことでケータイが使えなくなります。
普通に使えていたのに突然認識されなくなったことで、通話やモバイルデータ通信が出来ないと焦りますよね...
「圏外」や「SIMカードが認識しておりません」「SIMカードが挿入されていません」の表示が出た時は、SIMカードの抜き差しで改善できることが多いのですが、それ以外にも対処法があるので解説していきます。
その前に、なぜ「圏外」や「SIMカードが認識しておりません」が出るのかの原因も合わせて解説していきす。
目次
1. SIMカード認識不良の原因
原因については、SIMカードを認識する基板の部分の接触不良です。

接触不良になる原因としては、
・衝撃が加わることでSIMカードがズレて認識しなくなった。
・SIMカードの自然故障
・端末の故障
が考えられます。
原因1、衝撃によるSIMカード認識不良
これは普段カバンの中やポッケの中、ケータイを置く時などに衝撃が加わりることで、SIMカードがズレて認識不良を起こします。
カバーをしていても、強い衝撃が加わるとズレることでSIMカードが読み込まなくなり認識不良になります。
原因2.SIMカードの認識不良。
SIMカードも精密機械のため、故障する可能性は十分にあります。
水濡れ・汚損・折損など、外的要因での故障もあります。
初期不良や経年劣化も考えられます。
初期不良の場合は、スマホに挿入してからすぐに認識不良がおこり、エラー表示が頻発するといったケースが多いようです。
それ以外は、少しずつ症状が出ることが多いです。
1度目のエラーでは、電源の再起動やSIMカードの抜き差しを行うと、いったんは症状が改善されるため、接続不良と誤解しやすいです。
その後、しばらくしてからまた同じようなエラーがではじめ、だんだんと頻度が多くなり、最終的に完全にSIMカードが認識されなくなってしまいます。
短いスパンで症状が出るのであれば、早めにショップに相談しましょう。
原因3.端末の故障
SIMカードではなく、スマホ本体が故障していたということも考えられます。
スマホもSIMカード同様、水濡れ・破損・本体が曲がるなどのハードウェアの故障と、初期不良などのソフトウェアの不具合と分かれます。
スマホ本体の故障の場合は、修理するしかないため早めにお店に持っていきましょう。
※修理時はデータをオールリセットしないといけないため、アカウント情報やデータはバックアップして消えないように管理しておきましょう。
ここまでが、SIMカードが認識しなくなった場合の原因をお伝えしていきました。
次は改善方法について解説していきます。
2.SIMカード認識不良の改善方法
改善方法①強制再起動する
強制再起動は、通常の動作と違い、強制的にスマホの電源を切る方法です。
長時間起動していたことで溜まってログやデータを一旦リセットする効果があります。
スマホがフリーズした時や、反応が遅いと感じたとかに効果的です。
強制再起動の方法は機種ごとに違いますが、大体の機種は「電源ボタン」と「音量の上ボタン」を同時に10秒以上長押しをすると、"ブルっ"と震え、そのまま押し続けるとロゴマークが出てくるので、出てきたらボタンを離します。
iPhoneとAndroidでやり方が違うので、あらかじめ強制再起動の手順を調べておくことをおすすめします。
改善方法②SIMカードを抜き差しする
強制再起動でも改善しない場合は、SIMカードを抜き差ししてみましょう。
接続不良の場合は、大体これで改善します。
SIMカードを抜き差しする場合は、データが消えたり故障することを防ぐために電源を切って行いましょう。
※SIMカードの抜き差しをする際は、手が濡れてないことや金色のIC部分に触れないように気をつけましょう。
SIMカードが劣化して故障の原因になります。
※SIMピンが無いと取り出せない機種や、後ろのカバーと電池を取り出してSIMカードを抜き差しする機種があるので、携帯購入時にスタッフさんにSIMカードの場所を聞いて把握しておきましょう。
改善方法③SIMカードを交換する
SIMカードの抜き差しだけでも改善しない場合は、契約している通信会社のコールセンターに相談するか、最寄りのショップに行きましょう。
気になる費用は、大手3社のドコモ・au・ソフトバンクは、基本は無償で交換してくれます。
※故意での水濡れ破損や紛失の場合は、一部手数料が発生することもあります
改善方法④スマホを修理に出す
①・②・③の改善方法で直らない場合は、本体の可能性があります。
各キャリアのショップでは、SIMカードの交換のほか、そのまま直らなければ修理受付もしてくれます。
修理をする場合の注意点
・期間はおおよそ2〜3週間
※修理センターが混み合ってる場合はそれ以上かかります。
・補償サービスに加入している場合の費用はだいたい0円〜10800円
※補償サービスに加入していない場合は、見積もりになるため高額になる可能性があります。
修理をしたくない場合は、リフレッシュ品と交換をしてくれる端末交換サービスも利用できます。
交換費用は、加入している交換補償の金額によって交換費用が変わりますが手続きは「専用のコールセンター」もしくは「インターネットから申し込み」が出来ます。
交換品は2〜3日で届くので、データ移行が自分でできる方にとっては、ショップでかかる手続き時間が短縮できるのでいいかもしれませんね。
ちなみに、修理も交換補償もどちらもネットや専用のコールセンターで手続きができ、代替機も必要であれば貸し出しも行なっているキャリアもあります。
どっちがいいかは、契約しているショップに電話をして相談できるのでお気軽に利用してください。
まとめ
SIMカードが認識不良になった際の原因と対処法は参考になりましたか?
長く持ち続けるケータイだからこそ、トラブルが起きた時に自分で対応できると、より安心してケータイを長持ちすることができます。
参考にならなかった方は、今すぐショップに電話して相談しましょう。